こんにちは。埼玉川口のお菓子と料理の教室キッチンパフェです!
今回は、毎月通われているH様のレッスンの様子と作品です。

『簡単!本格キッシュとお食事スコーン』のレッスンです★

H様は「家族のバースデーケーキや軽食、焼き菓子、パンなど幅広く手作りにチャレンジしたい!」と仰る、笑顔が素敵な方です♡

前回のレッスンでは深めタルト型を使ったバースデータルトケーキでした。
今回のご希望は軽食やお弁当のおかずにもなる「キッシュ」です。
タルト型への生地敷き込みの復習を兼ねて作りました。

深めタルト型を使うとキッシュの中身をたっぷり入れて焼き上げることが出来ますよ。
今回のキッシュはブリゼ生地という練り込みパイ生地がベースです。
サブラージュという技術を使うため、同じ技術をしっかりマスターするため、お食事スコーンも作成しました!

それではレッスンスタート!!

まず、ブリゼ生地(もろく崩れやすいパイ生地に近い食感の生地)を作ります。
材料は全て冷やした状態で作業開始!

卵を良く溶きほぐします。

冷えた粉の中でバターを細かくみじん切りします。

サブラージュです。粉とバターを軽くこすり合わせて粉チーズ状にします。
手早く行うことがポイントです!

先程の溶き卵を加えてカードでザクザク混ぜ合わせて生地を重ねて層を作ったら、ラップに移して1㎝厚みに整えて冷蔵庫で冷やします。

キッシュの中に入れる野菜の下処理をします。まずはカット。

具材を炒めます。
玉ねぎが透き通ってしんなりするまで炒めることで水分が飛び、玉ねぎの甘みが凝縮されます。
トマトも焼いておきますよ!

生地がしっかり冷えたら、タルト型よりも大きくなるように麺棒で伸ばします。薄く均一に伸ばしましょう!
今回はご自宅でも簡単にできるよう、ラップに包んで生地を伸ばす方法をご紹介しています。

タルト型に敷き込みます。家庭で作る場合はラップをつけたまま敷き込みをすると簡単です。
敷き込み後、ラップを外して型ごと冷やします。
(※ラップが残っていると異物混入になってしまうので気を付けましょう!)

タルトストーン用の敷き紙をカットしておきます。

生地が冷えたら、周りをカットして形を整えます。

フォークで空気穴をあけて(ピケ)タルトストーンを乗せてオーブンへ。

写真では見えづらいですが、タルトストーンをすり鉢状に乗せています。
これは側面の生地を綺麗に焼き上げるためです。

空焼きしている間に卵と生クリーム、スパイスなどを入れてアパレイユ(中種)を作り、先ほど炒めた野菜の水分をしっかり飛ばすため再加熱します。

側面の空焼きができました。タルトストーンを外しましょう。

このあと、さらに底にも焼き色が付くまでオーブンで空焼きします。

その後、底部のピケ穴を完全に塞ぐとともに、アパレイユ液の浸み込みを防ぐため、溶き卵を薄く塗って更に数分焼きます。

いよいよ具材、アパレイユを入れて本格的に焼成します!


かなり長時間焼き込むので、ここでお食事スコーンの作成へ。
具材には、戻したドライトマトにベーコン、粉チーズ、オレガノを使いました。
先程と同じサブラージュ法で作ります。途中で手袋を着用して行いました。




好みの大きさにカットして上部に塗り卵をしてオーブンへ。
(ブリゼ生地の残りに粉チーズや胡椒をのせてスナックにして一緒に焼きました)


キッシュが完成しましたーっ(≧▽≦)
美味しそう!!

キッシュの焼き立てはかなり柔らかいため、粗熱を取ってから型外しをします。
スコーンもまだオーブンの中なのでここでご試食タイムです★

H様、キッシュをお口に入れた瞬間「うまっ!!」と仰り、嬉しくなりました(*^-^*)
全く同じものが出来上がっておりますのでご自宅で皆さんでお楽しみくださいね♪

ご試食後のタイミングでスコーンの完成です!
出来立てを撮影( *´艸`)

キッシュ、スコーンともに完成しました!!
右側にちょこっと写っているのはブリゼ生地のスナックです。

お持ち帰り用に包みます。

スコーンとブリゼ生地のスナックがおしゃれな雰囲気です★

H様、今回もお疲れさまでした!!

次回は「ふわふわパンケーキ」にチャレンジです!

キッチンパフェでは、
お客様のご要望にできる限りお応えしながらお菓子・料理・ドリンク・パンのレッスンを行っています。

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