こんにちは。
埼玉県川口市のお菓子教室キッチンパフェ講師の鈴木里奈です。

今回はI様のレッスンの様子をご覧ください!
(I様、作業風景写真や作品写真の掲載許可を頂きまして誠に有難うございます)

今回で4回目のレッスンになるI様。
毎回レッスン後にご自宅で必ず何度もケーキを復習されており、どんどん技術力がアップしています!

前々回がピンク色、前回が黄色のケーキで、
なんと今回は紫色をテーマしたレッスンです♪

I様がネット画像でご覧になってからずっと作ってみたかったと仰っていた、
「ブルーベリーのダブルチーズタルト」にチャレンジです。
I様からネット画像を見せて頂いてイメージを膨らませたうえで、
キッチンパフェでのアレンジを加えてオリジナルレシピを作成してご紹介!

ベイクドチーズタルトとレアチーズを組み合わせたケーキで、
タルト生地、アパレイユ(中種)、スポンジ生地、レアチーズ生地を作り、
しっかりと冷やしてから、全てを組み合わせてデコレーションして仕上げます。
本来は4号サイズのかわいらしいものなのではないかと推測できたのですが、
今回のご希望は6号サイズのタルトなので、総重量はなんと1㎏を軽く超えてしまいました!!

本来であれば前日から仕込み、しっかり冷やしておくと組み立てがしやすいですが、今回は1日で仕上げるため、途中で1時間の休憩を挟み作成しました。

それでは作成スタート★まずは、タルト生地の作成です。
生地をしっかり繋げることで丈夫で割れにくく仕上げますが、食べたときにホロっとなるようにしなければなりません。そういった基本の作り方や重要なポイントをお伝えしながら進めて行きます。

出来た生地はしっかり冷やしておきます。

その間にレアチーズケーキの底生地になるスポンジケーキを作ります。
敷紙をカットして卵を湯煎にかけて泡立てます。

湯煎にかけるとみるみる泡立ちますよ!

粉をふるい入れて切り混ぜし、

生地の一部を溶かしバターに加えて混ぜ、比重をととのえます。

比重をととのえた生地を戻し、滑らかになるまで混ぜたら型に流してオーブンへ。
I様、スポンジケーキはお手のもの。とても上手に仕上げられています。

このタイミングでタルト生地が冷え固まってきたので手早く伸ばします。
夏場は生地がダレやすいので、柔らかくなってきたと感じたら、すぐに冷蔵庫に入れて冷やしながら進めることがポイントです。

生地を敷き込みます。
タルト型に対する指の当て方など、生地の厚みを均一にするコツを掴んでいただきます。
空気穴を開けて(ピケ)更に冷蔵庫へ。
生地を冷やし固めておかないと、この後にのせる重石の重みで生地底が凹んでしまいます。

表面がすりガラスの様になったら冷えているサイン。
この後、敷き紙と重石をのせてオーブンへ。

10~12分程度焼成すると、側面が焼き固まります。
重石を外して底の焼き色を確認し、更に追加焼成します。
タルトの底部分が少しきつね色になる位まで焼いておくと、これから加える液体状のアパレイユ(中種)がしみ込まず、サクサクに仕上がります。

アパレイユ(中種)を作り、タルトに流します。
アパレイユは、口当たりをなめらかにするために薄力粉を使わず、代わりにコーンスターチを加えています。タルト生地に流し入れたら大きなブルーベリーをたっぷり乗せます。

今回は長時間にわたるレッスン内容のため、一旦ここまで。
続きはその2をどうぞ!