こんにちは。
埼玉県川口市のお菓子教室キッチンパフェ講師の鈴木里奈です。

今回はS様ご夫妻のレッスンの様子をご覧ください!
(作業風景、お顔写真、作品写真の掲載許可を頂きまして誠に有難うございます)

S様ご夫妻は「自然派お菓子レシピ開発」を将来的な仕事にしていきたいとのこと。
別分野でのレシピ作成のご経験はありますが、焼き菓子については基礎から学びたいというご要望をお持ちで当教室にお越し下さいました。

焼き菓子には様々な種類があります。
前回、お菓子の素材の基礎(砂糖、小麦粉、バター、卵)を学んで頂く上で欠かせない「パウンドケーキ」にチャレンジして頂きました。
今回は、同じ素材を使いながら大きく食感の変わるクッキーにチャレンジして頂きました。

シンプルなドロップクッキー系のレシピをベースに、
「米粉」「小麦粉」「バター」「なたね油」を、それぞれ組み合わせて4種類の生地を作り、違いを確認するレッスンを行いました。

それではレッスンの様子をご覧ください!

卵の割り方を確認します。

まずは、①「バター+米粉」と、②「バター+薄力粉」のドロップクッキーを作成します。
バターと砂糖、卵を合わせてしっかり混ぜて乳化させます。

粉をふるい入れます。

切り混ぜてそぼろ状になってきたら、

生地をボウルの内側にこすりつけるようにしてつなげます。
米粉生地。

薄力粉生地。

生地中に加える具材を量ります。

生地に具材をまんべんなく混ぜたら、スプーンを使って天板に落とします。
まさにドロップですね!

生地が広がるので、このくらいの感覚をあけて乗せてオーブンへ。

焼き上がりです。
左の①「バター+米粉」生地はざっくりした焼き上がりで、右の②「バター+薄力粉」生地は、なめらかな見た目ですね。

次に③「なたね油+米粉」と、④「なたね油+薄力粉」でドロップクッキーを作ります。
なたね油は液状の油なので、固形油脂であるバターの時とは違う作り方をします。

ここでも乳化がポイント。

先程と同様に生地を作り、天板にドロップします。
1回目の作成時とは、生地の見た目がだいぶ違いますね。

焼成中にご試食タイム!
生地の見た目と食感の違い、作り易さ、どんな具が合いそうなのか・・・など考えながらご試食です。

3回目は、試食や作り易さをふまえて、アレンジドロップクッキーを作ります。

お二人が選ばれたのは「薄力粉+バター」の生地。
アレンジで、2種類のクッキーを作りました。

プレーン生地にはざく切りナッツと手亡豆(白いんげん)の甘納豆を入れています。
ココア生地にはホワイトチョコとオレンジピールを入れました。

自然派、健康志向のお菓子には野菜を使ったものが多いです。
今回はご自宅でドロップクッキーのアレンジにチャレンジして頂くため、以下のようなパウダーをご紹介しました。

小分けにしてお渡し♡

次回はガレットブルトンヌ&ショートブレッドを、サブラージュ法という作り方でチャレンジします!

S様&奥様、次回もどうぞお楽しみに!!