こんにちは。
埼玉県川口市のお菓子教室キッチンパフェ講師の鈴木里奈です。
今回はS様ご夫妻のレッスンの様子をご覧ください!
(作業風景、お顔写真、作品写真の掲載許可を頂きまして誠に有難うございます)
S様ご夫妻は「自然派お菓子レシピ開発」を将来的な仕事にしていきたいとのこと。
別分野でのレシピ作成のご経験はありますが、焼き菓子については基礎から学びたいというご要望で当教室にお越し下さっています。
午前・午後に分けた1日レッスンで、関連する内容を深く学んで頂きます。
今回は、ご希望の「ジャム入りパウンド」&「大豆バー」にチャレンジです!
それではレッスン(前半)の様子をご覧ください!
はじめに、「前回の振り返り」と「質疑応答」、今回の流れを確認します。
前半レッスンではプレーンパウンドの作り方の復習と大豆バーの概要説明を行いました。
今回は材料の一部をお持ちいただいたので、型の準備と計量を行います。
作成開始!
まず、柔らかくしたバターに砂糖と塩を加えてハンドミキサーで空気を入れるようにすり混ぜます。
空気が入るバターの温度帯があります。空気が入ったバターはこんなに白くなりますよ!
溶き卵を少しずつ加えてその都度しっかり乳化させます。
どの程度まで混ぜて、どのような見た目になると乳化ができた状態なのか、なぜそうすることが必要なのかを一つひとつ確認しながら進めます。
乳化したと思っても、まだボウルの内側に張り付いた乳化前の生地があります。(左)
ボウルの内側に付いた生地を全て乳化させた状態。(右)
粉をふるい入れ、丁寧かつリズミカルに切り混ぜします。生地につやが出てなめらかになればOK!
型入れします。
大量に型入れすることを想定し、絞り袋を使う方法にチャレンジしました。表面を平らにして空気抜きをして焼成します。
焼成後15分経った頃、生地表面が焼けてきたタイミングで、中心ラインに切れ込みを入れるものと入れないものを作りました。
↓↓↓
焼成後のケーキ
左)中央を焼成途中で縦ラインに切れ込みを入れたもの→高さも見た目もきれいに焼き上がります。
右)切れ込みを入れず自然な膨らみに任せたもの→中央の膨らみが突出しており表面が綺麗に割れません。
ラップに包み、上記を生地全体に行き渡らせながら粗熱を取ります。
生地の冷まし中に、事前に準備した「ジャム入りマーブルパウンド」と「大豆バー」をご試食頂きながらの素材説明です。
・パウンドの断面図
前半はここまで。後半レッスンに続きます。