こんにちは。
キッチンパフェ講師の鈴木里奈です。
毎月1回のペースで通ってくださっている、素敵親子のF様とS様のレッスンをご覧ください。
(いつもお顔写真掲載をご了承頂きまして誠にありがとうございます!)
「しっとりしたおいしいパウンドケーキを作ってみたい!」
というご要望で、今回のレッスンでは
「抹茶大納言パウンド」と、「ナッツたっぷりチョコパウンド」をご紹介しました。
「同じ作業を2回繰り返して学ぶことで技術を確かなものにする」という意味を込めて2種類のパウンドを作ります。
素材には作るお菓子によって最適な温度帯があります。
この温度帯を守ったうえで、一つ一つの作業を丁寧に行うことでおいしいお菓子が出来上がります。
特にバターは室温において柔らかくすること。決してレンジにはかけないこと。
少しの温度の変化で、目に見えないレベルで性質が変わってしまうことがあります。
そうすると作業は問題なく進んでも出来上がったお菓子の最終的な食感に影響がでます。
まずは抹茶大納言から。
柔らかくしたバターに砂糖を加えて白くなるまで空気を含ませていきます。
この作業を丁寧に行うことで後から加える卵の混ざりがよくなり、焼きあがった後のケーキがきめ細かく仕上がります。
次に溶き卵を加えて混ぜます。生地がつながるのを確かめながら少しずつ溶き卵を加えて、
全てなじんだら粉をふるいながら加えて混ぜていきます。
このくらいつやがでたら大納言を加えて全体に行き渡るように混ぜ、型に入れます。
小さめスプーンで生地表面を平らにして、空気抜きをしたらオーブンへ。
10分ほど焼成して、表面に薄い膜ができたら、一度オーブンからだし、
手早く写真のように中心部分をカットしてからもう一度オーブンへ。
オーブンに入れている間に次のパウンドに取り掛かります。
先ほどと同様に進め、こちらの生地にはクーベルチュールビターチョコをたっぷり加えます。
つやのある生地になったら、型に入れて表面をならして空気抜きします。
こちらは抹茶生地の焼きあがり。(焼き上がりを竹串で確認します)
先ほどカットした中心部分からこのようにきれいに割れます。
抹茶パウンドは、型から出したら上部にシロップをしみこませてラップで包み保湿しておきます。
ナッツチョコパウンドは、シロップをしみこませた後、アイシングクリームをかけてからラップで包んでおきます。
生地の粗熱をとっている間の洗い物タイム。
今日もお二人での打ち合わせなしに、お揃いエプロンでした!
本当に仲良しの親子様。後ろ姿もキュートです★
「しっとりしておいしい♥ナッツも大納言も大好きなんです!!!」
「しっとりしたパウンドを作るコツがわかりました!早速試してみます(^ー^)/」とF様とS様。
次回はお友達もお誘いいただき、3名様でのレッスンですね。
クリスマスドームケーキもどうぞお楽しみに★