こんにちは。
埼玉県川口市のお菓子教室キッチンパフェ講師の鈴木里奈です。
毎月1回のペースで通ってくださっているA様の、
「爽やかレモンクッキー&自然派クッキー2種」の
レッスンの様子をご覧ください。
(A様、お顔写真や作品写真の掲載許可を頂き、誠にありがとうございます!)
前回のレッスンの際に、
「先日、家にあるお菓子の本を見ながら久しぶりにクッキーにチャレンジしたのですが、うまくいかなかったんですよね…」というお話を伺いました。
そこで、A様にご帰宅後に本のレシピを写真で送っていただき、
私が実際にそのレシピ通りに試作してみることにしました。
頂いたレシピ写真を見る限り(かなり昔のレシピ本のようで)分量がややアバウトで、
工程の大事な部分が省略されていました。
これでは上手く作ることが難しいでしょう…。
そこで、毎回必ず成功できるレシピに改良しました。
また、より美味しく仕上がるように分量も一部変更しました。
まずは、生地作りからスタート。
バターや卵の温度を常温にしておくこと、空気が入らないように混ぜることが大切です。
馴染んだら、オーガニックレモンの皮を1/2個分、直接すりおろします。
生地は混ぜすぎもいけませんが、
混ぜ足りないと壊れやすかったりダレやすかったりします。
このくらいの状態まで生地をつなげます。
生地をラップにのせます。
後で棒状にするので棒状に近い状態になるようラップで包んで軽く転がします。
バターが多いリッチな生地なので、この時点では形はまだ整えられないので冷凍庫へ。
生地を冷やしている間に、
残りのレモンの皮を剥いて、裏の白い部分を取り除きます。
千切りしたレモンの皮は茹でて柔らかくしてからシロップで煮ます。
※本来のレシピでは砂糖だけで煮るようになっていたのですが、
爽やかなレモンらしさを酸味で感じて頂けるよう、
果汁と砂糖を合わせた甘酸っぱいシロップで皮を煮ることにしました。
冷凍庫の生地がカチカチになる一歩手前で、一度形を綺麗な棒状に整えます。
とても扱いやすい状態です。
更に冷やしてからカットするのが望ましいので、
その間に簡単にできる2種類の自然派クッキーをご紹介しました。
まずは、「砂糖を使わないメイプルコロコロクッキー」です。
粉を全て合わせ、ホイッパーでぐるぐる混ぜたら、太白ごま油を加えます。
サブラージュして、メイプルシロップを加えてギュッとまとめます。
次に、具材たっぷりの全粒粉とココアのクッキーです。
粉を合わせてぐるぐる混ぜて、乳化させた豆乳と太白ごま油を加えます。
1つずつグラムを量って生地をギュッとまとめて丸く平たく成形します。
そろそろ、レモンクッキーの生地が冷え固まりました。
カットして一気に仕上げます。
クッキーを冷ましている間に試食です(^ー^)
「パクパク食べれてしまいます!美味しいです★」とA様。
最後はラッピングです。
各種、それぞれおしゃれな袋に包みます。
次回はおしゃれで華やかなサンドイッチですね。
色々考えておきますので、どうぞお楽しみに♪