こんにちは。埼玉川口のお菓子と料理の教室キッチンパフェです!
今回は毎月商品作成のサポートをしているS様ご夫妻のレッスンの様子をご覧ください。
『工房へ訪問して実際の設備を活用して行うクッキーのレッスン』です★
今回は冬に向けてオリジナル感を演出するクッキーです!
米粉クッキーの市場を調べると、バターや卵を使わない植物性原料のみの米粉クッキーの割合が多いように感じました。
そこで、今回は洋菓子としての美味しさを追求しながら米粉に置き換えて作る2種類のクッキーをご提案。
しっかりめ生地で、お砂糖をまぶして仕上げるディアマンクッキーと柔らかい絞り出しクッキーの2種類のクッキー(それぞれバニラとココアの2種類ずつ)です。
それではレッスンの様子をご覧ください。
まずは持参した試作品とともにレシピの考え方をお伝えします。
作業工程と生地の違いをレシピをご覧頂きながら予習したうえで作業開始です。
計量します。
液卵とバターを混ぜているところ。
混ぜ始めたばかりの生地はまだ乳化していません。
この状態で粉を混ぜてしまうとクッキーがもろくなってしまったり食感もよくありません。
混ざってきているように見えますよね。
しかし、まだ乳化していません。もう少し!
よく見ると、まだボウル側面に乳化できていない油分が残っていますよ。
下の写真のような状態が乳化できている状態です。
液卵の水分とバターの油分がしっかり繋がってまとまり感、ツヤ感がありますね!
この状態を確認してから粉を加えて混ぜていきます。
切り混ぜしていくと、そぼろ状になってきます。
米粉に水分を行き渡らせるため、少し練り混ぜてから棒状に成形し、冷凍します。
しっかり冷えたら砂糖をまぶしてカットして焼成します。
焼き上がりました。
オーブンのエネルギーが強いようで表面にひび割れが見受けられました。
見た目はとても大事です。綺麗に見える方が商品価値が上がります。
そこで、レシピ配合の変更点をお伝えしたうえで、後日改めてお2人に試作して頂くことにしました。
次に絞り出しクッキーを作ります。
生地の乳化状態を確認しながら作成します。
しっかり乳化しました。
生地がキュッとまとまってツヤが出ていますよね!
粉を加えて練り混ぜます。
生地ができたら絞り袋に入れます。
どのような形だと映えるのかを考えながら絞り出していきます。
焼き上がりました!
試食しながら食べやすい形、壊れにくい形など確認していきました。
2種類作成してみて、次回からはディアマンクッキーの方を重点的に試作していくことになりました。
今回も有意義なレッスンになりましたね。
S様の会社では取引先が大幅に増え、とてもお忙しく過ごされています。
嬉しい悲鳴ですね\(^o^)/
こんな時期ですからどうか体調にお気を付けくださいね!
次回は米粉シュークリームの最終確認と米粉ディアマンクッキーの再確認を予定しています。
キッチンパフェでは、企業様や個人お客様のご要望にできる限りお応えしながらお菓子・料理・ドリンク・パンのレッスンを行っています。
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